遊びなスーツのモテるこなしテク6選! 夜コーデ編 その4 -ボトムスまわり-
スーツに遊びを盛り、色気を引き出すテクについて昼編、夜編と解説してきましたが、トリを飾る夜編その4では、地味になりがちなゆえに差別化もしやすいボトムスまわりにフォーカス。目ウロコなこなしテクを解説します! どう着る? 3大定番のモテる秋
意表を突いた盛りで、不良(ワル)な薫りをさり気なく
ビジネススーツのボトムスまわりは、できることが限られるため地味な印象になりがち。それゆえに遊びで着る夜のスーツでは、ボトムス=腰まわりや足まわりでグッと差別化を図れるブルーオーシャンとなります。ここはひとつ、遊び心を存分に出して、出し抜いちゃってくださいませ。 今回、エッジ&遊びを一番効かせたのがベルトで、クラシックなスーツの腰に、スタッズベルトをコーデ。スタッズがチラりと見えたときの破壊力は、かなり高いかと。そこはかとなく不良(ワル)っぽさを匂わせるちゃえるかと。 一方で足元には、主張し過ぎないエレガントかつリッチなスエードのモンクストラップ靴をコーデ。盛りに緩急をつけることで、ベルトのエッジがたつのですよ。以下、例によってそれぞれのキモを解説します。 スーツ28万4900円/カルーゾ、シャツ3万800円/ギ ローバー、チーフ7700円/スパッカ ネアポリス、タイ4万1800円/アット ヴァンヌッチ、ブレスレット64万5000円 参考価格/ギンザタナカ、リング2万7500円/シンパシー オブ ソウル、時計356万4000円/ジャガー・ルクルト、ベルト5万8300円/J&M デヴィッドソン、靴7万3700円/フェランテ、タイバーはスタイリスト私物
テクニック1/腰まわりはスタッズベルトでヤンチャにキメる
ベルトはこの場合ならゴールドバックルが定石ですが、不良(ワル)な薫りを狙って、あえてのスタッズベルトを──。クラシックなスーツの腰まわりに、ヤンチャな一本。酸いも甘いもかみわけた大人の魅力を匂わせるには、これ以上ない組み合わせかと。夜の光に照らされたスタッズの不良っぽさ、妖艶さは、容易に想像がつくというものです。シルバースタッズの伏線として、シルバーのピンキーをゴールドケースの時計に合わせているのもポイント。 とはいえ、何事もトゥーマッチは禁物。写真の一本のように、幅が細身、かつバックルの主張が控えめのものをセレクトすることでスーツへ馴染みやすくなるうえ、スタッズの破壊力も増すのです。
テクニック2/スエードモンクの素足履きで軽やかにハズす
前述した通り、ベルトでガッツリ主張した分、足まわりは遊びを感じさせつつもあくまでエレガントなシューズのセレクトが肝要です。金色のバックルが映える写真のスエードモンクは、遊びとエレガンス、双方を兼ね備えているうえ、リッチさも盛れるベストチョイスといえましょう。履き口が広いスリッポンタイプというのもツボ。ここは素足履き(ないしシューズインソックス併用)で軽やかにいきましょう。 ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 ヘアメイク/勝間亮平 文/秦大輔 編集/高橋 大(Web LEON)