【2023年版】 今こそ行きたい、秋の絶景 ~九州・沖縄篇~
◆長崎県
舟志のもみじ街道 対馬市を流れる舟志川沿いは、対馬随一の紅葉の名所。川周辺は「舟志森林公園」として整備されており、特にモミジやカエデが群生する川沿い約7キロメートルにわたる「もみじ街道」は、紅葉を楽しめる絶好の散策コースとなっている。 秋が深まると、木々の葉が赤やオレンジ、黄色に染まり、常緑樹の緑とのコントラストも美しい、色彩豊かな景色が満喫できる。 また、川面に映し出される紅葉も美しく、見ごろの時期には、あちらこちらで写真を撮影する人の姿が見られる。 見ごろの時期:11月中旬 舟志のもみじ街道(しゅうしのもみじかいどう) 所在地 長崎県対馬市上対馬町舟志
◆熊本県
荒尾干潟の夕日 「荒尾干潟」は、有明海中央部東側に位置する国内最大級の干潟。九州で初めてラムサール条約に登録された渡り鳥の重要な生息地であり、近年は夕日観賞地としても人気のスポットになっている。 潮の満ち引きは約6時間置きに繰り返され、最大3キロメートルの潮が引くと広大な干潟が出現。日の入りの時間帯には、オレンジ色の光路が干潟に描かれる「光の道」が現れる。 秋になると始まる、海苔の養殖養殖用にポールが何百本も干潟に並ぶ様子は蔵満海岸の風物詩。夕日に照らされた干潟の光景は幻想的で、SNSで話題になることも多い。 見ごろの時期:9月~3月 荒尾干潟の夕日(あらおひがたのゆうひ) 所在地 熊本県荒尾市蔵満地先(蔵満海岸)
◆大分県
九酔渓 「九酔渓」は、玖珠川流域に約2キロメートルにわたり断崖絶壁が続くV字渓谷。渓谷内の道路にヘアピンのようにカーブしている箇所が連続してあることから、「十三曲がり」とも呼ばれている。 紅葉の名所として有名で、秋になるとモミやツガ、カツラなどの渓谷林が錦に染まり、多彩な紅葉に包まれながらドライブを満喫できる。 食事処・桂茶屋の展望台から渓谷を一望することができ、ここのテラスから眺める紅葉も趣たっぷり。近くには温泉宿「つれづれ」もあり、温泉は立ち寄り利用も可能だ。 紅葉の見ごろの時期:11月上旬~中旬 九酔渓(きゅうすいけい) 所在地 大分県玖珠郡九重町田野