【論理的思考クイズ】ヤギとオオカミとキャベツを川の向こう岸まで運べ!
日々の仕事や生活のなかで、物事を筋道立てて考えることに自信はありますか? 論理的思考クイズは、複雑な課題やトラブルに直面したときにどのように整理し、最適解へとたどり着くかを学ぶための有効なトレーニングツールなんです! 思考力のレベルチェックだけでなく、問題を俯瞰する視点や柔軟な発想も身につけられるため、初心者から上級者まで幅広く活用できちゃいますよ。 それではさっそく問題を見てみましょう! 【この記事はこんな人にオススメ!】 ビジネスで論理的な会話力を鍛えたい意欲的な人 複雑な課題を整理し、合理的な意思決定を目指す人 論理思考を武器に、チームをリードして成果を上げたい人
問題:ヤギとオオカミとキャベツを川の向こう岸まで運べ!
あなたは小さな舟を持っていて、この舟にはあなた自身以外に1つしか乗せることができません。 川のこちら岸には ヤギ オオカミ キャベツ の3つがあり、あなたはそれらを川の向こう岸へすべて無事に運びたいと考えています。 ところが、放っておくと以下のような問題が起こります。 ヤギとキャベツが同じ場所にいると、ヤギがキャベツを食べてしまう。 オオカミとヤギが同じ場所にいると、オオカミがヤギを襲ってしまう。 あなたは舟で何度でも往復できますが、舟に乗せられるのは常にヤギ・オオカミ・キャベツのいずれか1つだけ。 この制約のもと、ヤギ、オオカミ、キャベツの3つをすべて川の向こう岸へ安全に渡す手順を考えてください。
解答と解説
解答のポイント 安全な組み合わせを保ちながら、少しずつ3つを渡していく必要があります。 ヤギがキャベツを食べたり、オオカミがヤギを襲うような組み合わせをけっして同じ場所に残さないように工夫するのがコツです。 手順例(解答の一例) 1. まずヤギを渡す。 こちら岸:オオカミ・キャベツ 向こう岸:ヤギ → オオカミとキャベツだけが一緒に残っても問題ナシ。 2. 舟を1人で戻す。 こちら岸:オオカミ・キャベツ 向こう岸:ヤギ →あなたが1人でこちら岸に帰ってきた状態 3. 次にオオカミを渡す。 こちら岸:キャベツ 向こう岸:ヤギ・オオカミ → ヤギとオオカミを一緒に残すと危ないので、次の手で調整します。 4. ヤギを再び舟に乗せて、こちら岸へ連れ戻す。 こちら岸:ヤギ・キャベツ 向こう岸:オオカミ → オオカミとキャベツは別々の岸にいるので安全。 5. 次にキャベツを渡す。 こちら岸:ヤギ 向こう岸:オオカミ・キャベツ → オオカミとキャベツを一緒にしても問題ナシ。 6. 舟を1人で戻す。 こちら岸:ヤギ 向こう岸:オオカミ・キャベツ 7. 最後にヤギを渡す。 こちら岸:なし 向こう岸:ヤギ・オオカミ・キャベツ これでヤギ、オオカミ、キャベツが無事に川の向こう岸へ到着します。 なぜ安全なのか? 問題の核心は、「置き去りにしてはいけない組み合わせ」を同じ場所に残さないこと。 ヤギとキャベツを一緒にしてしまうと、ヤギがキャベツを食べてしまう。 オオカミとヤギを一緒にしてしまうと、オオカミがヤギを襲ってしまう。 ヤギを先に渡しては戻し、キャベツとオオカミをうまく分けるように運びます。 この手順を踏むことで、危険な組み合わせが常に分かれた状態になるように調整できるわけです。 論理的思考クイズに挑戦することで、日常のちょっとした迷い事をスムーズに片づけたり、ビジネスの現場で意見を整理して説得力ある提案ができるようになったりと、普段の生活がちょっと良くなる可能性があります。 自分なりの筋道をはっきり言葉にできるようになると、コミュニケーションが円滑になり、新しいアイデアも生まれやすくなるはず。 日常的なコツコツ習慣づくりや、チームワークの向上にも、ひと役買ってくれるかもしれませんよ!
ライフハッカー・ジャパン編集部