戸田菜穂「運命が変わりました」人生初の挫折…忘れられない恩師の言葉とは?
フリーアナウンサーの唐橋ユミがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「NOEVIR Color of Life」(毎週土曜9:00~9:30)。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。各界を代表して活躍する女性ゲストが、自らの言葉でメッセージを伝えます。 女優・戸田菜穂さんが「人生を変えた転機」などについて語ってくれました。
1974年生まれ、広島県出身の戸田菜穂さん。1990年に「第15回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、翌年芸能界デビュー。17歳でドラマ「葡萄が目にしみる」(フジテレビ系)でドラマ初主演を飾り、1993年、NHK連続テレビ小説「ええにょぼ」のヒロインに抜擢されます。その後、ドラマ「ショムニ」「テイオーの長い休日」「泥濘の食卓」、映画「高津川」「沈黙のパレード」「ロストケア」など、数々のドラマや映画に活躍。 現在、戸田さんは4月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「366日」で、眞栄田郷敦さん演じる水野遥斗の母親役として出演しています。同じく4月スタートのテレビ東京系金ドラ25「君が獣になる前に」では、玉城ティナさん演じる琴音のマネージャーを演じています。 現在、戸田さんは2児の母であり、女優業も精力的にこなしながら、この春は2本のドラマに出演中です。 * 唐橋:幼少期の戸田さんが初めて経験した“挫折”は中学受験だったそうですね? 戸田:補欠までは引っかかったのにダメだったんです。小学生のときは両親から受けたほうがいいと言われて勉強していたので、自主的じゃなかったんですね。落ちて、みんなも(私が)受験をするのを知っているから、最後の日に先生に廊下で呼び出されて「いつか見返してやればいいから」と励ましてくださったんです。その言葉を今でもよく覚えています。 中学時代は男子から「なんで戸田がおるんや」と言われてすごく悔しくって、勉強に目覚めたんです。そこからは一気に伸びました。中学は勉強ばっかりしていましたね。 唐橋:中学受験のときは自分で行きたい学校があったということですね? 戸田:3つぐらい受けました(笑)。今思えば、その私立は芸能活動が禁止だったので、入っていたらオーディションは受けられなかったですね。逆に今は「落ちてよかった」と思っています。人生何があるかわからないなと思いますね。悔しい思いがあったからこそ勉強に目覚めたし、いろいろと運命が変わりました。 戸田さんは4月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「366日」そして、同じく4月スタートのテレビ東京系金ドラ25「君が獣になる前に」に出演中です。 (TOKYO FM「NOEVIR Color of Life」放送より)