ＮＢＡヒートのガード、ジミー・バトラーがチームに対し、自身のトレードを要望したと複数メディアが報じた。米フロリダ州マイアミで２日撮影（２０２５年　ロイター/USA TODAY Sports）

［３日　ロイター］ - 米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）ヒートのガード、ジミー・バトラー（３５）がチームに対し、自身のトレードを要望したと複数メディアが報じた。 ジ・アスレチックが３日に伝えたところによると、バトラーは特定の移籍先は求めずにヒートを退団したい意向のみを示したという。 ただ先月２６日、パット・ライリー球団社長はトレードの臆測が流れる中で「普段であればうわさに対してコメントはしないが、こうした話は全てチームの妨げとなっており、選手たちやコーチにとってもフェアではない。そのため明確にしておくが、バトラーをトレードするつもりはない」と放出の意思はないとの声明を発表している。 一方、バトラーは２日の試合後に記者団に対し、「バスケをプレーする喜びを取り戻したい。どこでそうなるか近々分かるだろう。コートの外では幸せだが、プレーで支配的な存在になりたいし、このチームの勝利に貢献したいが、今はそれができていない」と語り、ヒートでは「たぶん無理」と現状に不満を示した。 ＥＳＰＮは、バトラーがチーム関係者から１日の試合で全力を尽くしていないと示唆された後、トレードを志願したと報じている。トレード期限は２月６日まで。