JR新潟駅の商業施設にオープンした新潟クラフトビール館=11月22日、新潟市中央区

　新潟県内外の140種類のビールなどを販売する「新潟クラフトビール館」が11月22日、新潟市中央区のJR新潟駅の商業施設にオープンした。試飲や立ち飲みの「角打ち」も楽しめる。新潟駅には日本酒をそろえた「ぽんしゅ館新潟駅店」もあり、和洋の「地酒」で新潟の玄関口を盛り上げる。 　オープンしたのは県内有名蔵元の売店が集まるCoCoLo新潟の2階東側エリア。広さ約45平方メートルの店内では県内15ブルワリーの約100種類をはじめとする個性豊かなビールを販売。オープン記念として県産コシヒカリを使った限定品「新潟ライスラガー」も用意した。 　試飲は有料で常に3種類あり、銘柄は数日おきに入れ替わる。ビール1種類とおつまみ付きは700円、少量ずつ3種類飲めるセットは千円。 　オープンした22日は観光客や地元客でにぎわった。試飲した新潟市西区の男性会社員（41）は「新潟でも知らなかった銘柄のビールを飲めた。新幹線を利用する際にはビールを買って旅を楽しみたい」と喜んでいた。 　イベント企画や飲食店経営のライブポート（新潟市中央区）が運営する。東潤社長は「新潟県のクラフトビールの多様性と味を知ってもらい、ぽんしゅ館と並ぶ地酒の発信拠点にしたい」と話していた。 　午前10時～午後8時半。