2024年版 タフでおしゃれな現代ピックアップトラック 10選 快適性も高い最新モデル
10. ヘネシー・マンモス1000 TRX
長所:究極のステートメントトラック、速い、タフ 短所:15万ポンド(約2850万円)と非常に高価 フルサイズ、左ハンドルのアメリカン・トラックを走らせるのは大変だ。道路標識は小さく見えるし、駐車スペースからはみ出すことも当然で、駐車券の取り逃しなど、さまざまな不便を強いられる。そこまで苦労するなら、いっそのこと「突き抜けた」トラックに乗った方が良いという人もいるだろう。 テキサス出身の悪名高いチューナー、ジョン・ヘネシーによって大改造されたダッジ・ラムのマンモス1000 TRXは、最高出力1012psの6.2LヘルキャットV8スーパーチャージャーを搭載。これまで生産されたピックアップトラックで最速と謳われている。 ヘネシーによれば、全長5.8mの巨体にもかかわらず、0-97km/h加速はわずか3.2秒だという。また、ブレーキ付きトレーラーで4000kg近くまで牽引することができる。 なぜ、こんなクルマを作ったのか? ヘネシーは単に「可能だから」という理由でマンモス1000 TRXを開発した。それ以外の理由はない。 運転してみると、巨大なだけでなく重さもかなり感じられ、静止状態からの加速は思ったほど速くはない。しかし、一旦走り出せば激しい加速性能を見せる。
マット・ソーンダース(執筆) イリヤ・バプラート(執筆) 林汰久也(翻訳)