官公庁・自治体への転職、6割が「興味あり」 理由の1位は?
官公庁・自治体への転職に興味を持つ人はどれくらいいるのか。エン・ジャパン(東京都新宿区)が調査結果を発表し、62%と過半数が興味を持っていることが分かった。男女別では男性が67%、女性が55%だった。年代別では50代以上が最も高く、73%だった。 【調査結果】官公庁・自治体で興味のある仕事ランキング 興味がある理由の1位は「安定した収入を得たいから」(62%)。2位は「仕事を通じて社会貢献をしたいから」(54%)、3位は「仕事の幅を広げたいから」(32%)が続いた。 官公庁・自治体で働く場合に興味がある領域・分野の1位は「地方創生」(35%)。「観光企画・マーケティング」(34%)、「教育」(29%)が続いた。男女別に見ると、男性のトップ3は「地方創生」(40%)、「観光企画・マーケティング」(32%)、「教育」(26%)。女性は「観光企画・マーケティング」(38%)、「教育」(34%)、「地方創生」(27%)が上位を占めた。
不安なこと1位は「仕事の情報が少ない」
希望する雇用形態では「正規職員(任期なし)」(81%)と回答した人が最多。「家族を養っていくに当たり有期雇用では安定性に欠けるため」「ボーナスの支給があるため」といったコメントがあった。 官公庁・自治体への転職で不安なことの1位は「仕事に関する情報が少ない」(47%)。「能力・スキルが生かせる仕事があるか」(38%)、「給与など条件面が希望と合うか」(35%)が続いた。 「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」ユーザー6509人を対象に、インターネットで調査した。期間は2024年7月29日~11月13日。
ITmedia ビジネスオンライン