iPhoneのキャリア端末購入プログラムで「スマホを返却しないとどうなるのか」
「いつでもカエドキプログラム+」では、端末代金が残価設定型分割払いになるため、今回の場合だと月々の分割支払金は5,000円となります。 その後も、5,000円ずつの支払いが23カ月目まで続きます。ちなみに、「いつでもカエドキプログラム+」では、22カ月目までに端末を返却する場合、早期利用料が発生しますが、12カ月目にスマホを返却しなければこれはかかりません。 ■23カ月目にスマホを返却しなかった場合
23カ月目にスマホを返却しなかった場合は、端末の残価96,000円を再度24回に分割して支払うことになります。つまり、24カ月目以降は再分割された4,000円を毎月支払うことになります。
■最終的に返却しなかったら? ちなみに「いつでもカエドキプログラム+」では24カ月目以降でも、返却が可能。たとえば25カ月目に返却すると、残りの残価の支払いは免除されます。一方、47カ月目まで払い終えれば端末は自分のものになり、端末の返却の必要がなくなります。
いつでもカエドキプログラム+で端末を返却しないデメリット
「いつでもカエドキプログラム+」で端末を返却しないデメリットは、一言で言えば「お得感がまったくなくなってしまう」ということです。 まず返却しない前提だと、47カ月目まで支払い続ける必要があります。およそ4年に渡って1台のスマホを使い続けることになりますが、4年も経つと大抵のスマホは買い替えタイミングが来ます。 つまり3年目や4年目になる頃には、すでに古くなりつつある機種に毎月お金を払い続けているというあまり嬉しくない状況になってしまうでしょう。 2年目で返却し、また端末購入プログラムで最新機種を持つ方がお得感を感じつつ、新しい機種の新機能を楽しむ喜びも感じられるでしょう。 ■返却せずに使い続けるメリットは本当に何ひとつないの?
「いつでもカエドキプログラム+」で端末を返却せず、使い続けるメリットをあえて挙げるとしたら、返却時に端末が故障していた場合の追加費用支払いがなくなることでしょう。 「いつでもカエドキプログラム+」では、端末が故障した場合に備えて「smartあんしん補償」に入らなければなりません。「smartあんしん補償」の金額は4種類あり、返却時に端末が故障していた際の追加料金は、補償の月額料金と端末返却時期によって変わります。 この追加支払いは端末返却時に故障していた場合に発生するものなので、返却しなければ発生しません。キャリア側にとってその端末が故障しているかどうかは、返却がなくては判断もできません。 とはいえ故障している端末の支払いを47カ月目まで続けるのは、やはり「なんだかなあ」という感じはしますよね。やはりキャリアの端末購入プログラムでは、よほどの理由がなければきちんとスマホを返却するのがおすすめ。よほどの理由があって「返したくない」場合はきっちりと残債を支払い続けましょう。
オトナライフ