4連敗のソフトバンク・小久保監督「敗戦の責任は僕にある」「今日まで流れが来なかった」DeNAをたたえる
「SMBC日本シリーズ2024、DeNA11-2ソフトバンク」(3日、横浜スタジアム) 【写真】うつろなんもんてじゃない まさかの光景にベンチで放心状態の小久保監督 ソフトバンクは悪夢の4連敗。4年ぶりの日本一を逃した。 小久保監督は「雨降って流れ変わるかと思ったが、うまくいかなかった。敗戦の責任は全部僕にあるんで。選手はよくやったですね」と悔しさを押し殺した。試合後にDeNA・三浦監督と握手を交わし、「シリーズ通して横浜の打線の厚み、つながり、最後まで感じるシリーズでしたね」と相手をたたえるしかなかった。 第6戦は押し出し3つを献上するなど、まさかの11失点。打線も柳田の2ランのみで反撃できなかった。第2戦から打線が封じ込まれ、4戦で3得点と苦しんだ。 主砲の山川が第3戦から15打数無安打に封じられるなど、ブレーキ。打線がつながりを欠き、「そのメンバー以外では戦ってきてないので。向こうは桑原がラッキーボーイ的な存在になり、1番で打線をひっぱりましたよね」と、相手と比較した。 ソフトバンクとなった2005年以降では初めて、日本シリーズでの敗退。前回まで日本シリーズ出場した年は11、14、15、17、18、19、20年の7度でいずれも日本一となっていた。短期決戦の難しさなのか問われると、「難しさというか、何をしたプレーというのはなかったが、それでも本拠地に帰ってから今日まで流れがこなかった。でも随所にいいところはありましたよ。今宮はよく頑張りました。シーズンを戦った選手は変わることはないので、胸を張って福岡に帰ってほしいですね」とうなずいた。