大人気の「見立て」作家・田中達也の展覧会がスタート! 見立てのアイデアの源泉に迫ります。
8月1日から28日まで〈日本橋髙島屋本館〉8階ホールにて、人気のミニチュア写真家・田中達也の展覧会『田中達也展 みたてのくみたて』がスタートする。 【フォトギャラリーを見る】 田中達也は、1981年、熊本県生まれのミニチュア写真家・見立て作家だ。2011年から、日常にあるものを別のものに見立てたアート「MINIATURE CALENDAR(ミニチュアカレンダー)」を、Instagramで毎日、発表し続けている。「MINIATURE CALENDAR」という名前は、日めくりカレンダーのように毎日ホームページやSNSで更新していることに由来するのだとか。田中の現在のフォロワー数は385万人超! 田中の新たなアートをチェックすることを、日々のささやかな楽しみにしている人も少なくない。 2017年より『MINIATURE LIFE展』を国内外で開催。2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当し話題に。近年は絵本作家としても活躍している。言葉遊びを交えた、ウィットに富んだタイトルも田中作品の魅力だ。
8月1日より、〈日本橋髙島屋本館〉で開催される展覧会『田中達也展 みたてのくみたて』は、韓国・ソウルで開催され、最終的に約19万人を動員し、大きな話題を呼んだ。その同展がついに東京にやってくる! 田中の「見立て」の発想をテーマに、日本初公開のミニチュア作品約160点の作品が集結。これを「HOME」、「FORM」、「COLOR」、「SCALE」、「MOTION」、「LIFE」、「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示し、田中のアイデア創出の原点を解き明かす。 「HOME」の部屋には、身近にあるものや日常的に見慣れたものから着想を得た作品を展示する。私たちの身の回りにある日用品など一般的に知られているものを、別のものに変換することによって「見立て」の面白さが生まれるという、田中作品の根底に流れるフィロソフィーを体現するような作品を集めた。