八村塁の日本代表での大活躍を海外メディアはどう報じたか「ショーを展開」「誰も止められない」
NBAワシントン・ウィザーズの八村塁(21)の日本代表での活躍に海外メディアも注目した。日本対ニュージーランドの親善試合が12日、千葉で行われ、NBAのウィザーズにドラフト1位(全体9位)で指名された八村が35得点、3アシスト、5リバウンド、2スティールの大活躍でチームは99-88でニュージーランドに圧勝したが、日の丸ジャージでの奮闘を海外メディアも次々と報道した。これまで日本代表の親善試合に海外メディアが注目することはほとんどなかったが、ウィザーズも公式ツイッターで「ニュージーランド相手に35点を挙げた八村の試合のハイライトを見よう」と、八村の得点シーンの動画付きで速報。まだNBAシーズンが始まっていないというのに八村の存在とプレーはワールドクラスということか。 米のNBCスポーツは「八村塁が国際親善試合で日本代表に35点をもたらす」との見出しを取り、「八村塁がボールを触れば、いつでもショーが展開された。彼の最新の印象深い手柄は、日本代表での35得点のパフォーマンスとなった」と伝えた。 記事は、「ウィザーズの2019年ドラフト1巡目指名選手(の八村)は国際親善試合で日本がニュージーランドに99-89で勝利した試合で、17本中13本のシュートを決めて見せた。相手を支配しニュージーランドの守備陣は、誰がカバーしようとも八村の動きを止めることができなかった」と絶賛。さらに「この国際親善試合は、日本代表にとって今月後半に行われるFIBAワールドカップへの準備を兼ねた調整となる。日本代表に八村が入り1試合30得点以上を加えることで、チームは相手にダメージを与えることが可能となった。日本は、米国代表と同じグループに入り、8月31日から始まる大会で戦う」と、31日に中国で開幕するワールドカップの紹介をした。 また「八村は、力強いサマーリーグでの活躍を終えて、ウィザーズに引き続き彼の価値をアピールしてみせている」と指摘。ウィザーズでの起用法について、「現在、ウィザーズはロスターを再構築している。ウィザーズが今シーズン、6フィート8インチ(約203センチ)のフォワード(の八村)に先発メンバーとして大きな役割を与えるようになったとしても驚きではないだろう」と予測した。