「クボに賭ける」名門アトレティコが日本代表MF久保建英の獲得を熱望か?現地メディアが約96億円での獲得可能性を指摘
レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英には、多くのビッグクラブが獲得に関心を示していると報じられている。そんな中で、スペインメディア『GOLDIGITAL』が現地時間17日に、スペインの名門アトレティコ・マドリードが獲得に動く可能性について伝えていた。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 今季リーグ戦17試合に出場して3ゴールを記録している久保。また、UEFAヨーロッパリーグでも5試合に出場して1ゴール2アシストを残しており、ヨーロッパの舞台でも活躍していることからビッグクラブからの関心の噂が絶えない状況だ。そんな中で、同メディアが獲得に本腰を入れる可能性が高いと指摘していたのが、スペインの名門アトレティコである。 記事では、「アトレティコは久保とアレックス・バエナ(ビジャレアル)をメインターゲットとして、大幅なリニューアルの準備を進めている」と前置きし、クラブの計画について次のように伝えていた。 「久保とバエナの名前は、インパクトのある契約を締結しようとしているクラブにとって絶対的な優先事項だ。久保はリーガで最も才能があり安定したサッカー選手の一人であることが証明されており、ヨーロッパのトップレベルチームの関心を引き起こしている」 そして、「25年の目玉補強として久保に賭ける」と述べた上で、「久保は25年の移籍市場に向けて、アトレティコの大きな希望の一人として位置付けられている。技術的クオリティの高さと多様性によって、彼はあらゆる戦術計画の重要な選手となっている。さらに、フランス代表MFアントワーヌ・グリーズマンがシーズン終了後に退団する可能性があるため、日本代表選手はチームで主導的な役割を担う可能性がある」と、グリーズマンの退団可能性も久保の獲得を後押ししていると強調していた。 もっとも、「久保との契約は簡単でも経済的でもないだろう」とも指摘しており、「両選手には6000万ユーロ(約97億円)の契約解除条項があり多額の投資を余儀なくされる。オープンな交渉がなければ、彼らの獲得を保証するために条項の(満額)支払いに頼らなければならないだろう。アトレティコのスポーツマネジメント部は努力がシーズンの終わりには実を結ぶと信じ、引き続き両選手を注意深く監視している。これらの選手への関心は、今後のキャンペーンで競争力のあるレベルを維持したいというチームの野心を示している」と、契約解除金を支払っても獲得に動く可能性は十分あると言及している。
フットボールチャンネル編集部