シリアで激しい戦闘続く 反体制派が要衝ハマへの攻勢強める
日テレNEWS NNN
政府軍と反体制派の戦闘が続く中東のシリアでは、反体制派が中部の要衝ハマへの攻勢を強めていて激しい戦闘が続いています。 ロイター通信は、反体制派が拠点を置く西部イドリブの病院に2日、ロシア軍による空爆があり、3人が死亡したとシリア民間防衛隊の話として伝えました。 シリアでは先月27日以降、反体制派がシリア北部にある第二の都市アレッポを急襲し大半を制圧した後、中部にある交通の要衝ハマに向けても攻勢を強めていて、周辺の集落を制圧したということです。 これに対して、政府軍とその後ろ盾であるロシアは、航空機による空爆を繰り返すなど戦闘が激しさを増していて、シリアの人権団体によると、一連の戦闘による死者は民間人を含め510人以上にのぼっています。