今や美白はスキンケアの基本のキ。男爵が厳選の美白クリーム3点とは?/コスメ男爵OKABEの「40代、50代の肌悩み解決! 美容クリーム講座」①
カサカサシワシワシミシミになりつつあるOurAge世代の肌。それなのに「なおざりなスキンケア」ですませていないだろうか? OKABE男爵の連載「肌悩み解決!美容液講座」で「肌は応えてくれる」ことを実践から学んだシマコだが、ある日「クリームはどう選べばよいの?」という疑問が湧いてきた。クリームではなく乳液でもよいのか、ライン使いじゃなくてもよいのか、クリームの謎は深まるばかり。 今回も男爵に、全30個のクリームを厳選してもらった。まずは美白クリームからご紹介!
大人肌は乳液よりクリームを使ってほしい
シマコ:男爵、こんにちは。またまたお世話になります。今回はクリームの連載です。前回、美容液連載のときに「使ったときに心地いいと感じることができるかが重要」と教えていただきましたが、私の場合、なんとなくべたつきが気になって、自分のクリームの選び方が正しいのか不安になりました。 男爵:いい傾向ですね。肌の状態に敏感になった証拠ですよ。OurAge世代の肌は、水分も油分も足りなくなるのでクリームはしっかりと塗ったほうがよいのですが、スキンケアのあと、あるいは翌朝の肌の状態に満足がいかないようであれば、使っている化粧品を見直したほうがいいかもしれませんね。正しいスキンケアには必ず肌が応えてくれるので、しっとり柔らかな肌をぜひシマコさんにも読者の皆さんにも体験していただきたいです。 シマコ:そもそもですが、乳液とクリームは使い分けたほうがよいのでしょうか? 男爵:ではまず、乳液とクリームの違いから説明しましょう。 肌には油溶性のうるおい成分と水溶性の潤い成分が必要です。クリームも乳液も簡単に言うと水分と油分を乳化させたものですが、クリームは油溶性の潤い成分を多く含み、乳液は水溶性の潤い成分を多く含むイメージです。歴史的背景をたどると、古代ローマ時代からクリームがあったという説もありますが、昔の女性はオリーブオイルなどの植物油で保湿していました。 しかし、これでは肌がべたついて困るということで、水と油を乳化させてクリームのようなものが誕生したといわれています。 乳液とクリームの役割は違うのかというと、それはメーカーの考え方によります。乳液、クリーム両方使うようにシリーズが作られているケースや、朝と夜で使い分けるケース、あるいは単体で存在感を光らせているものもあります。 私の意見は、大人肌はクリームを使っていただきたい。柔らかくてツヤのある肌に整えるのは、やはりクリームの役割なんです。 今回は、美白カテゴリーからおすすめのクリームを6点、前編/後編でご紹介します。どれも個性的で、思わず使ってみたくなるクリームを厳選しました。