コンテナ船米東部で橋に衝突 出港前にエンジンは整備済み
ボルチモア、メリーランド州、3月28日 (AP) ― 米東部メリーランド州ボルチモアで3月26日未明、「動力を失った」コンテナ船が橋脚に衝突して、橋の中央部が一瞬のうちに川に崩落した事故を起こしたコンテナ船は、事故直前にに「定期的なエンジンの整備」を済ませていたことが27日、米沿岸警備隊の調査で明らかになった。 警備隊はまた、衝突時に橋の上で路面の補修作業をしていた6人の作業員のうち、2人の遺体を収容したが、他の4人は死亡したものと推定されると発表した。 これとは別に、コンテナ船「ダリ」の積み荷を調査していた国家運輸安全委員会は、同船には腐食性物質、引火性物質、リチウムイオン電池などの危険物を含む56個のコンテナが積載されていたことを明らかにした。 同委員会の事故調査は1年から2年かかると見られている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)