兵庫・播磨町『第32回大中遺跡まつり』11・2開催 古代行列や火起こしの儀 レイザーラモンHGも
兵庫県加古郡播磨町で11月2日(土)、同地域の秋のメインイベントとされる「大中遺跡まつり」が開かれます。1990(平成2)年に始まったもので、今年で32回目。コロナ禍による中止を経て実施された昨年に続いて開催されます。 【写真】弥生時代にタイムスリップ!? 大中遺跡まつりでの古代行列の様子 「第32回大中遺跡まつり」が開かれるのは、同町にある「播磨大中古代の村」(大中遺跡公園)です。弥生時代の文化を体験できる同イベントでは、弥生時代の装束“貫頭衣”に身を包んだ人々が練り歩く「古代行列」や、高さ3メートルのジャンボサイズの“まいぎり(舞ぎり=木の摩擦熱で火種を作る道具)”を使った迫力満点の「火起こしの儀」などが行われます。 特設ステージには、古代ダンスや歌、地元出身で播磨町ふるさとPR大使のタレント・レイザーラモンHGさんと民謡歌手の岡部祐希さんも登場します。さらに、当日は「古代体験ブースエリア」として各地の博物館28団体が出展。飲食ブースエリアも展開されるなど、老若男女問わず楽しめるイベントとなっています。 「第32回大中遺跡まつり」は、午前9時から午後4時までの開催。入場無料。小雨決行、荒天時中止。開催当日は、JR土山駅から無料巡回バスが臨時運行されます。 大中遺跡を1962(昭和37)年に発見したうちの一人で、同イベントに第1回から携わっているという、大中遺跡まつり企画協議会 会長の淺原さんは、地元兵庫のラジオ番組で「ジャンボサイズの“まいぎり”は見ものなので、ぜひ見てほしい。大中遺跡をイメージして作られた歌『土の器』も多くの人に聴いてもらいたい」と呼びかけました。 「第32回大中遺跡まつり」について詳しくは、播磨町の公式ホームページに掲載されています。
ラジオ関西