シュワルツマン 最後の全米OPで本戦入り王手、第1シード撃破<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間22日(現地21日)、現役引退を表明している世界ランク246位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が予選第1シードのT・ティランテ(アルゼンチン)を7-5, 6-4のストレートで破り予選決勝進出を果たすとともに、自身最後の全米オープンで本戦入りに王手をかけた。 【引退シュワルツマン 錦織圭やBIG4との戦績】 3試合に勝利すると26日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。 32歳のシュワルツマンはこれまでシングルスツアー4勝をあげ、2020年10月には世界ランク8位を記録。全米オープンの本戦には過去10度出場しており、2017年と2019年には8強入りしている。 そのシュワルツマンは今年5月に自身のSNSで2025年2月のアルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると表明した。 今回が最後の全米オープンとなるシュワルツマンは予選から出場。予選1回戦では世界ランク169位のA・ペレグリーノ(イタリア)を下し予選2回戦に駒を進めた。 世界ランク95位で23歳のティランテとの顔合わせとなった予選2回戦、シュワルツマンはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功。1時間48分で同胞の若手を退け予選決勝進出を果たした。 今季の四大大会はいずれも予選敗退となっているシュワルツマン。今季初の四大大会本戦入りをかけ、予選決勝では世界ランク187位で19歳のV・ガウバス(リトアニア)と対戦する。ガウバスは予選2回戦で予選第23シードのR・ガスケ(フランス)を下しての勝ち上がり。
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