ボーナス平均86万円 三重県職員に支給、昨冬より減少
三重県は10日、県職員らに期末・勤勉手当(ボーナス)を支給する。1人あたりの平均支給額は、86万1364円(平均43・2歳)。昨冬の支給額に比べて1万7265円減少した。 県によると、職員のボーナスは昨冬比0・05月分減の2・2月分。教員や警察官を含む2万2793人の支給総額は196億3307万3606円で、約4億6千万円の減少となった。 一方、県は人事委員会勧告に基づき、ボーナスを年間で0・1月分(平均約6万3千円)引き上げる条例案を来年2月に提出する方針。可決されれば年度内にも追加で支給するため、実質的には昨冬比で増加する。 特別職や議員にも、昨冬比で0・05月分減の1・7月分を支給する。一見勝之知事には315万5200円を支給。県は特別職のボーナスについても、政府の動向を踏まえて改定の是非を検討している。