「Animal Protection」イベントに登壇した滝川クリステル氏（撮影・阪口孝志）

　フリーアナウンサーの滝川クリステル氏（47）が2日、大阪市内で行われた動物福祉イベント「Animal Protection－人と動物が幸せに共生できる社会を目指して」にゲスト出演し、アニマルウェルフェアについて訴えた。 【写真】滝川クリステル氏に頼まれた「旦那さん」 　イベントは、アニマルフリーの素材を使ったファッションショーとクリステル氏によるトークショーの2本建てで行われた。 　一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事として、動物福祉活動に力を入れているクリステル氏は、大雨による交通機関の乱れで「新幹線が1時間半遅れて、初めて新幹線に閉じ込められました。間に合わないとハラハラしました」と笑った。 　夫の小泉進次郎元環境相との間に2人の子をもうけ、16歳半になる愛犬「アリス」がいる。 　「（アリスが）今、介護状態で。介護と2人の子育てを、旦那さんが急がしてくてワンオペでやってたので今頃、疲労感が出てきました」 　衆院選も終わり、進次郎氏が自民党の選対委員長を辞任したことから「一件落着しまして、今日も旦那さんに頼んできました。『お願いね』って。今まで3、4カ月、私がひとりで見てきたので」と家庭の様子を明かした。 　クリステル氏は14年に同団体を設立。イヌやネコの殺処分ゼロを目指す「プロジェクト・ゼロ」、生態系の維持を守る活動を応援する「プロジェクト・レッド」、動物虐待への啓発活動を行う「プロジェクト・SOS」の3つのプロジェクトを推進している。 　「私たちは動物の犠牲の上に成り立っている。動物たちに思いやりを持とうとすれば、自分の行動は変わってくる。人間の心の痛みも動物の痛みも取り除きたい。アニマルウェルフェアという概念をもっと日本に浸透させていきたい」と訴えていた。