「勝ち神」久保建英が先制弾でソシエダを蘇らせる! 現地紙は「彼に感謝だ」と手放しで称賛
実際の話、スビメンディのようなプレーメーカーがいるチームがどれだけあるだろうか。GKアレックス・レミーロの足元も優れたゴールキーピングは極めて貴重である。オヤルサバル、ブライス・メンデス、ルカ・スチッチ、セルヒオ・ゴメスという優れたレフティを集め、そのコンビネーションを生かそうとしているチームがどれだけあるか? 得点力に不安はあるが、そこは久保が勝利につながるゴールを決めるしかない。バレンシア戦で証明したように、それだけの連係は作れる。新加入のオスカールソンはウマル・サディクより可能性を感じさせる。 「ラ・レアルは久保とオスカールソンで甦る」 『アス』紙の見出しである。 10月3日、ラ・レアルはEL第2節、本拠地レアレ・アレーナにベルギーのアンデルレヒトを迎え撃つ。年内は過密日程が続く。後ろを振り向いてはいられない。
小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki