超簡単DIYで子ども部屋に折り畳机が完成。
(8) 位置が確定したら、錐ビットで壁に下穴を開け、ドライバービットで棚受け金具のネジを留め、壁に取り付ける。
(9) 金具に折り畳み用のバネを取り付けて完成。
超簡単DIYでここまでできる!
DIYの秘訣は何ですか? DIYプロデューサーの石井麻紀子さんに尋ねるとこんな答えが返ってきた。 「暮らしの中で何を無意識に我慢しているかをまず知ることです」 不便だけど面倒だからスルーしている。改めて見渡せば家の中はそんな不具合だらけ。そしてスルーできる程度のトラブルこそ、ちょっと手を施すだけで飛躍的に快適になる。 「難しいものもあります。でも簡単にできることもたくさんある」 講習で初めての受講生を前に話すと、DIYを難しいと感じる人は、壁にピンを刺すことにも抵抗があったりするのだそう。それだと何も始まらない……。 「今は専用の補修パテがあるので、すぐにリカバリーできます。失敗を恐れないでまずはやってみることです」 この日、石井さんが自宅で披露してくれたDIYは、初心者に向けたもの。撮影用でありつつも、実は実際にあったらいいなと感じていたものばかりだ。 「愛犬ナナのグッズをいつも床置きにしていたのがずっと気になっていたし、娘用の勉強机、玄関収納もなんとかしたいと思っていたのでいい機会です」
石井さんも絶賛する、ホームセンターの活用術に迫る。
木材などの材料をカットするのは案外神経を使う。音がうるさいし、木屑も出るし何より面倒くさい。そんな悩みを解決してくれるのが、ホームセンターの工作室だ。
業界大手の『ジョイフル本田』ではどんなサービスを行っているのか? 瑞穂店の田中さん(下写真)に聞いてみるとーー。
「木材だけでなく、ステンレスなどの金属もカットします。料金は木材が50円からという設定です」
コロナで強いられた在宅の生活でDIYをする人は飛躍的に増えた。
「それに応じて、電動の小さなドライバーなどが売れ筋商品になりました」
材料を調達して、必要な道具もワンストップで揃う。そんな利便性がDIYビギナーの背中を押しているようだ。