ラックスの退団で、二塁手のレギュラー候補と見られているキム・ヘソン。(C)Getty Images

　現地1月3日、ロサンゼルス・ドジャースがキム・ヘソン内野手を獲得した。二塁手、三塁手、遊撃手を守れるオールラウンダーは、内野のバックアップメンバーと見られていたが、1月6日に正二塁手のギャビン・ラックスがシンシナティ・レッズにトレード移籍。一転して新加入の25歳キム・ヘソンが二塁手のレギュラー候補に躍り出た格好だ。 【画像】スター選手たちの「高校」「大学」当時の秘蔵写真！ 　実際、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者もラックスの退団後、25年のドジャース打線を予想してキム・ヘソンを「9番・二塁手」に置いている。また、韓国紙『Sports Chosun』もラックスの退団を受けて、キム・ヘソンのレギュラー獲りの可能性が高まっていると報道。「まさにいま、“宇宙オーラ”がキム・ヘソンに集中している。ドジャースに加入した後、ラックスが退団。これでレギュラーになるかもしれない」と歓喜の声を挙げている。 「ラックスの退団は、キム・ヘソンにとってうれしいニュースだ。加入した時点では内野のバックアッパーと見られていた。ムーキー・ベッツ、ミゲル・ロハス、トミー・エドマン、クリス・テイラー、そしてラックスがいたからだ。しかし、主戦候補のラックスがトレードで移籍した。米メディア『The Athletic』は、25歳のキム・ヘソンは膝の負傷から復活したラックスよりも2歳若く、スピードで上回ると分析。強力な中心打者ではないが、出塁能力に優れ、技術もいいと評している」 　このように米メディアのキム・ヘソン評を紹介した同紙は、「もしキム・ヘソンが二塁手の主戦となるなら、スーパースターのムーキー・ベッツと二遊間を守る姿が見られる」と、ベッツとの二遊間コンビ結成を期待した。 構成●THE DIGEST編集部