【旬の食材で作るうどんレシピ】 「春爛漫かき揚げのやわらかうどん」 うどの皮に桜海老、春がそこかしこに
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.236 春のかき揚げのっけやわらかうどん
うどは皮も身も無駄なく使えるよい食材ですよね。どちらも香りが高く、春を感じる大好きな食材です。今日はうどの皮で、かき揚げを作りました。三つ葉と桜海老を入れた、春爛漫かき揚げです。 そしてうどんは私的定番のボイルオーバーしたやわらかうどん、そして出汁は白出汁で。白出汁のキリッとした味わいとかき揚げの組み合わせ、最強ですね。 ■材料(1人分) ・うどん:1人前 ・白出汁:大さじ2 ・うどの皮:4cm×1枚分 ・三つ葉:1本 ・玉ねぎ:1/8個 ・桜海老:大さじ1 A ・天ぷら粉:25g ・水:大さじ2くらい ■作り方 (1) ウドの皮は5ミリ幅の千切りにする。玉ねぎは5ミリ幅のくし切り、三ツ葉は3センチ長さに切る。ボウルにAを入れて混ぜ、ウド、玉ねぎ、三ツ葉、桜海老を入れてさっくりと混ぜる。中温の油で2~3分ほど揚げる。 (2) うどんを10分ほど茹でて器に盛る。熱湯1カップに白出汁を混ぜて注ぎ、かき揚げをのせて食べる。 かき揚げの具材の分量は適量です。天ぷら粉が絡むくらいを目安に入れて下さい。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ