日米の株価急落で知る長期投資の意義、新NISA開始からの日経平均株価つみたて投資がマイナス評価に転落
また、このような米国株の下落は、「S&P500」連動型のファンドや「全世界株式(オール・カントリー)(MSCI-ACWI)」連動型のファンドで積立投資をしている投資家に痛手になる。これら海外の資産への投資も長期の目線で考えれば、日経平均株価に連動するファンドで検証したことと同様の結果が得られる。半年、1年の結果だけで判断せず、3年、5年という期間を考えることが重要だ。決して、この数日の株価の動きだけで、「株価の値上がりは終わった」と早計な判断をしてしまわないようにしたい。いつとは予想できないが、いずれは、日経平均株価もS&P500やMSCI-ACWIも史上最高値を再び更新することになる。株式への投資は、長期に取り組むことが重要だということを忘れないことだ。(グラフは、日経平均株価連動型ファンドの積立投資の期間別収益率の変化)
ウエルスアドバイザー