リーガ・サマーキャンプ、募集開始!夏の北海道で「野球」をやり切って、一生の思い出と友達を作ろう!
8月、北海道で始まる「リーガ・サマーキャンプ」
そんな高校3年生のために、今年の夏「リーガ・サマーキャンプ」というイベントが開かれる。この大会は、全国の高校3年を対象とする個人参加型の野球交流会だ。 8月9~16日の日程で、栗山町民球場(空知管内栗山町)で試合を行う。 募集人員は約80人、学校単位ではなくすべて個人参加が原則だ。 地元の宿泊施設に泊まって、チームに分かれて試合をしたり、農業、酪農体験などをする。 地球温暖化の進展で、本州の8月は平均気温が33度を超し、最高気温は40度をオーバーする。甲子園の選手権大会でも「暑さ対策」が最大の課題になっているが、北海道は平均気温が22度前後、最高気温も32度程度だ。 本州から見れば「別天地」ともいえる爽やかな気候のもと、1週間にわたって大好きな野球に集中するのだ。
LIGA-Agresivaの考え方がベース
このイベントを企画したのは、高校野球のリーグ戦LIGA-Agresivaの発起人、一般社団法人Japan Baseball Innovationの阪長友仁さんだ。 阪長さんは新潟明訓高校時代は夏の甲子園に出場してホームランを打っている。また立教大学野球部ではキャプテンを務めた。卒業後はJICA(青年海外協力隊)で、世界各地で野球指導を行ったが、ドミニカ共和国の「本当に選手のことを考えた野球指導」に出会って、日本野球に「選手の成長を促す野球」「スポーツマンシップにのっとった野球」を普及させるために活動している。 近年は、高校野球のリーグ戦であるLIGA-Agresivaの取り組みを全国に広げている。昨年はLIGA-Agresivaに参加する高校が4つも夏の甲子園に出場。そのうちの1校、慶應義塾高校が107年ぶりの優勝を飾った。 そのインパクトもあって、LIGA-Agresiva参加校は昨年時点で、34都道府県171校に広がっている。 「リーガ・サマーキャンプ」も、LIGA-Agresivaの考えに則って運営される。 試合は木製バットを使用する。また、スポーツマンシップなど学びの機会もある。 このサマーキャンプの目的は以下4つ。 1.自身の技術レベルをもっと向上させたい 2.大学などへの進路を切り開いていきたい 3.自分の本当の実力をもっと知りたい 4.今まで出会っていなかった選手と交流したい