『ラブ トランジット』シーズン2カップルインタビュー ゆきこ&まさと、“どんでん返し”で4年ぶりの交際をスタート
――では、4年経って、ゆきこさんがまさとさんに直接感情をぶつけられるようになった感じはありますか。 ゆきこ:当時もぶつけていましたけどね。 まさと:当時、(自分が)だめな人間だったので、なんか過去に付き合っていた時を思い出すとすごく申し訳ないなっていう(笑) ゆきこ:モテてたからしょうがないんですよ。でも私はモテる人が好きだし、自分に最初振り向いてくれなかったから、そんな人を最初は落としたいっていう気持ちから始まった恋愛だったんです。でもまったく振り向いてくれなかったから、気づいたら1年間片思いしていました。『モテるからしょうがない』って言い聞かせていましたけど…私は愛すること愛されることを私との恋愛で知ってくれたらいいなっていう気持ちでずっと接していました。そして、ちゃんとまさとくんも愛される幸せとか満たされ方とかを徐々に私との恋愛で感じてくれて、それをしっかりと返してくれるようになったので、本当に時間はかかっていますけど、ステキな恋愛だな、と思います。 ――4年前に付き合って長い間付き合ってこれを経てまたお付き合いして前の交際期間と何か大きく変わったこととかありますか。 ゆきこ:生活リズムですね。昔はずっとぺったりみたいな感じだったけど今は社会人なので、お互いに仕事がある中で時間を作りあって、生活を尊重し合っているから、喧嘩もなくうまくいっています。昔は仕事終わったら何時に帰ってくるの?なんでご飯作っているのに他のお友達と遊んでるの?とかそういう感情が芽生えていたけど、今はそういうのもなく。やっぱり生活リズムですね。 まさと:あと昔はゆきの仕事に対する理解が結構薄かったんですよ。20代の頃(のゆきこは)インスタグラマーですごく頑張っていたので、インスタのおしゃれな写真を撮るためにどこかに行くという理解が昔は全然できていなかったんです。それですごく喧嘩も多かったよね。ゆきの写真を撮ってあげないといけないじゃないですか。それを撮りたくないとか…(笑) ゆきこ:今は『撮ってあげようか』って彼から言ってくれる。 まさと:昔はすごく子どもだったなって思います。今はゆきのいろんな部分を理解できています。喧嘩は本当になくなりましたね。 ゆきこ:もともと優しかったんですけどすごく寛大な男性だなっていう印象です。 まさと:昔は洗濯をどっちが干すか干さないかで喧嘩していたもんね。本当そういう小さいことだったので、そういうのがもうなくなったって感じでしたね。 ――大人になったのですね。 ゆきこ:大人になりましたね。私は当時、まさとくんの周りにいる女の子は、全員まさとくんのこと好きなんじゃないか?と思うくらいでした…。今は、まさとくんがちゃんと、愛情表現とか、言葉でしっかり伝えてくれるから自分自身も、いい意味で心が満たされていて。落ち着いた恋愛ができている気がします。 まさと:あと、もう全然飲みに行かなくなったっていうのもありますよね。昔は毎日遊びたいみたいな感じでしたが、今は1ヶ月に1回飲みに行くかぐらいのレベルなので、そういうのでも喧嘩が減ったなっていうのはありますね。 ――以前の破局理由に金銭感覚があったということですが2人のなかですり合わせることもできたのでしょうか。 まさと:そうですね、解消できましたね。 ゆきこ:私自身も20代前半の頃は、もっといろんな世界が見てみたいだとかいろんなことを知りたいとか、もっといろんな人のお話を聞いてみたいとか。好奇心旺盛に過ごしていましたが、今はそれよりも目の前の人と今後のことをいろんなお話をしてみたり…時間の使い方が20代前半と30代では全然違う。そんな中で時間の使い方にお金も関わってきていて。 まさと:僕はブランド物とか全然いらないんですよね。経験にお金を使いたい、旅行とかに行きたくて。そういう価値観をゆきとすり合わせた時に、時間とお金の使い方が変わった話になったので、すごくいいなと思いました。 ――ホカンスから帰ってきてからデートはどのようにしていますか。 まさと:ここ行きたいねみたいな話をしていますね。行けるようになったら行こうかな。 ゆきこ:おうちデートとか個室サウナとか。 まさと:今話しているのはホーチミンですね。ベトナムに行きたいなって。 ゆきこ:あとは昔からまさと君との表参道デートがすごく好きだったんですよ。だから表参道デートをしたい。ピザを食べたりしたいです。 まさと:俺も大好きだったからね。懐かしい。いいね。ピザ食べたいな。 ――別れて4年を経て再会して、ということに意味が結構あったのかなと感じます。 まさと:本当にそうですね。あの時、別れてよかったなって思いますね。あの時、別れてないと自分がずっと子どものままだった。 ゆきこ:でも逆に別れていなければいないでたぶん、付き合っていたと思う。 まさと:俺は別れたからこそ、いろんな愛についても考えて、いろんなことを知れたのかもしれないです。