「イマナガがいなかったらどうなっていた?」米メディアが今永昇太を”大黒柱”に認定!チームに奮起を促す指摘も「プレーオフに残りたいなら」
今季、メジャー1年目にしてここまで6勝をマークしているカブスの今永昇太。現地時間6月9日(日本時間10日)のレッズ戦では、チームの連敗をストップさせる貴重な白星をもたらした。 【動画】今永昇太が今季6勝目!レッズ戦で空振り三振を奪うシーン この試合を終え防御率1.96と現在もリーグトップクラスの数字をキープしている。それまでの2登板では打ち込まれたものの、レッズ戦では6回2/3を投げ2失点、今永の特徴が表れたピッチングを展開し勝利を呼び込んだ。 そして、ルーキー左腕のここまでの活躍により、米国内ではすでにカブス先発陣において大黒柱として位置付ける声もあるようだ。 カブスの情報を扱う『FANNATION Inside The Cubs』は現地時間6月10日(同11日)、「ショウタ・イマナガがいなかったらカブスはどうなっていた?」と銘打った特集記事を配信した。 その中で、「カブスは、日曜日のレッズ戦での壊滅的となる4連敗を避けることができた」と綴っており、続けて「ありがたいことに、彼らはスーパースター新人、ショウタ・イマナガをこの最終戦のマウンドに立たせることができ、彼は再びセンセーショナルな投球を披露し、シカゴの先発投手の不条理な連勝記録を止めた」と称えている。 さらに今季の今永の登板成績を振り返り、「この日本人スターがマウンドに上がるたびに、このチームは勝利しているような気がする。そして、彼が登板しない時はいつも、このチームは負ける。それはかなり的を射ている」と主張。 その上で同メディアは、「このスタールーキーがいなかったら、カブスはどうなっていただろうか?おそらくNLセントラルの最下位で、プレーオフ・レースからは完全に脱落していると言っていいだろう」と見通している。 トピックを通して背番号18の貢献度を評しながら、カブスが辛くもプレーオフ争いに踏みとどまっている現状にも触れており、「イマナガがダグアウトにいるとき、このチームがいかに劣勢に立たされているかを示している」などと指摘。加えて「もし彼らがプレーオフに残る正当なチームになるつもりなら、このことを解決しなければならない」と現在のチームに対しての物足りなさを訴えている。 他のメンバーの奮起も求められる中、この先も今永には大きな期待が寄せられるはずだ。そして、左腕のピッチングが、今季のカブスの浮沈に影響を及ぼしていくことも間違いないだろう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]