冠番組『ニノさん』がゴールデン進出で存在感 俳優・二宮和也がMCでも“引く手あまた”な理由
二宮和也がMCを務めるバラエティ『ニノさん』(日本テレビ系)が、今日11日からゴールデンタイムに進出する。 【画像】記念すべきゴールデン初回ゲストは、二宮が仲良しの3人組・大人気アーティスト! 数々のドラマや映画に主演し、すでに俳優としては揺るぎない地位を得ている二宮だが、実はここ最近バラエティを中心にMCとしてもぐっと存在感を増している。なぜ引く手あまたなのか、「MC・二宮和也」の特徴と魅力を探ってみたい。 ■ゴールデンタイムでのMCが続く二宮和也 『ニノさん』は、二宮和也にとって初の冠バラエティ番組。2013年にスタートし、2020年からは日曜午前のレギュラー番組として放送されてきた。毎回ゲストを迎え、そのゲストが気になっているものを芸人が調査したり、菊池風磨らレギュラー陣と一緒にスタジオでゲームにチャレンジしたりする。
ドラマや映画で二宮と共演したことのある俳優がゲストの場合も多く、フリートークのなかで知られざるエピソードが飛び出すところなども見どころのひとつだ。そうしたゲストとともにロケを繰り広げる特番『ニノさんとあそぼ』も何度か放送されている。 そしていよいよ、この10月から『ニノさん』がレギュラー番組としてゴールデン昇格となった。いま勢いのある番組である。 【画像】二宮和也はMCとしても抜群の才能を見せている(5枚)
二宮和也と言えば、一般的には俳優のイメージが強いだろう。最近も人気医療ドラマの続編『ブラックペアン シーズン2』(TBSテレビ系)で主演を務めるなど、多くの人気作、話題作に出演してきた。演技への評価も高く、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得している。 その一方で、MCの仕事もこなしてきた。2017年には『NHK紅白歌合戦』の白組司会を単独で務めたこともあるほどだ。 だが今年に入って、MCとしての存在感がさらに増した印象がある。
たとえば、『ニノさん』以外にも、テレビ東京での初MCとなった『激かわペット大集合! ワンニャンにのランド』があった。 こちらもゴールデンタイムのバラエティ。ただし、テレ東らしさ全開と言うか、まさかの顔出しなし。いや出てこないわけではないのだが、最新CGを使って二宮はずっと柴犬の姿。「動物が主役」というコンセプトからそうなったのだが、なんとも思い切った趣向である。 また『だれかtoなかい』(フジテレビ系)への出演もあった。こちらは毎回ゲスト2組が登場するトークバラエティ。今年2月から3月までの期間限定ではあったが、そこでも事務所の先輩である中居正広とともにMCを務めた。この番組もゴールデンタイム、しかも日曜夜9時台の放送だった。