元中日コーチが球界に蔓延する「風評」に猛反論! 西山秀二氏「自分の知らんヤツとか、仲良くない…」
現役時代は広島、巨人などで活躍し、2022年から2年間、中日の1軍バッテリーコーチを務めた西山秀二氏(57)が11日までに更新されたYouTube「アスリートアカデミア」に出演。古くから球界に伝わる「風評」に大反論した。 【写真】PL学園時代からの熱い「絆」 立浪前監督と片岡前ヘッドコーチの2ショット チャンネルホスト役の岡崎郁氏とは、巨人コーチ時代に同じユニホームを着た間柄。昨今のプロ野球事情にトークが展開する中、話題は一昨年まで西山氏が指導した立浪政権下の中日に移った。 西山氏は「性急に答えを求めすぎましたよね」と切り出し、立浪前監督に言及。「(監督で)行く前から10何年、名古屋で解説して、ずっと(チームを)見てるわけですから、だいたい分かるじゃないですか。こいつはいらん、とか、ここを変えれば良くなるとか。で、(監督に)なった瞬間から、どんどん血の入れ替えをしてやってれば、今年はある程度、勝負できたと思う」と語った。岡崎氏が「何で、できなかったのかな」と尋ねると、「気を遣いすぎてるんですよ。いきなり、ようせんかったんですよ。くびを切ったり、トレード出したりせずに、与えられた(戦力で)そのままやりますって形で」と西山氏は推察した。 西山氏は、立浪政権の3年目に、2軍監督から1軍ヘッドコーチに昇格した片岡篤史氏のコーチ人事についてもコメント。「3年間どうせやるなら、3年間(監督とヘッドとして)一緒にやればいいわけでしょ。自分が一番信頼してるんだから。それを“お友達内閣”言われるの嫌やから…」と前監督の胸の内を慮ったうえで、“お友達内閣”を良しとしない球界の風評に対し、持論を明かした。 「自分の知らんヤツとか、仲良くないヤツとやっても、おもんないでしょ。誰でも仲いいもんとやりたいに決まってるやないかって。素人連れてきたらマズいけど、みんなあちこちでコーチしたり、それなりのもん持ってるんやから、友達であろうがいいと思うんですよ。周りは“友達ばっかり連れてきやがって”って批判するけど、それを気にせずやればいいと思うんですけどね」 どこまでも熱い口調で、西山氏は訴えかけた。