大谷翔平と打点王争ったアダメズが同地区ジャイアンツ移籍 7年総額273億円と米報道 ド軍参戦もかなわず
ブルワーズからFAとなっていたW・アダメズ内野手がジャイアンツと合意したと8日(日本時間9日)、米スポーツ専門局「ESPN」のJ・パッサン記者ら複数の米メディアが伝えた。 第一報を伝えたパッサン記者は自身のXに「遊撃手のアダメズとジャイアンツは球団史上最高額となる7年総額1億8200万ドル(約273億4000万円)で合意したと情報筋が伝えた。契約は身体検査を待って行われる」などと投稿。「アダメズは2200万ドル(約33億円)の契約金を受け取る。1億8200万ドルの保証金はドミニカ共和国生まれの選手のFA契約としてはA・プホルス、R・カノに次ぐ3番目。(ジャイアンツでは)B・ポージーの1億6700万ドル(約250億8500万円)を上回る」と報じた。 29歳のアダメズは今季、161試合で打率2割5分1厘、32本塁打、リーグ2位の112打点、21盗塁。ドジャース・大谷翔平投手(30)と終盤まで打点王を争った。アダメズは今オフFAの目玉選手の一人としてド軍入りもうわさされていたが、同じナ・リーグ西地区のライバル球団、ジャイアンツに移籍。「ニューヨーク・ポスト」のJ・ヘイマン記者は自身のXに「ジャイアンツ、ブレーブス、ドジャースはトレード交渉で常にアダメズを積極的に求めていた」などと投稿。ワールドシリーズ連覇を狙うド軍にとって来季は強力な敵となりそうだ。
報知新聞社