「斎藤知事」「片山前副知事」最後の証人尋問 兵庫県議会百条委員会始まる
斎藤元彦兵庫知事の疑惑を調査する百条委員会が、12月25日、開始された。 25日午前10時から証言に立ったのぞみ総合法律事務所の結城大輔弁護士は、公益通報の実務に携わる立場から「こういった問題はまず事実関係を把握して調査することが大事」としたうえで、内部通報者が裏切者を保護することの保護の重要性などについて説明している。 【写真】「斎藤知事」「片山前副知事」最後の証人尋問 結城弁護士は通報が「不正目的」かどうかについて「噂話や憶測をもとにしているからといって不正目的とはいえない。ただ真実相当性については違うと判断されることはある」としたうえで、通報者が「事業者にに対する反感などの目的が併存しているというだけでは不正目的はない」と指摘した。 また斎藤知事が通報者の探索を行ったことについて結城弁護士は「知事が文書を入手したときに何が書かれていたか重要。私が見た一部黒塗りがある告発文書の一部には公益通報にあたる部分があるのかな。ハラスメントのようなことについては公益通報に当たらない可能性があるが、収賄みたいなことについては公益通報にあたる可能性があって、このような記載がある文書が外に流れている可能性がありマスコミなどから問い合わせがあった場合、体制整備義務の違反にならないように中で対応するのがその時点の対応の仕方だ」と証言した。
■午後1時から片山前副知事の証人尋問始まる
午後1時から再開された百条委員会で、片山安孝前副知事の証人尋問が始まった。 優勝パレードや贈答品問題などについて議員が質問する見込みとなっている。 (関西テレビ 2024年12月25日)
関西テレビ