小池都知事が記者会見4月3日(全文3完)「感染爆発重大局面」1日も早く過去の言葉に
緊急事態宣言の必要性をどう認識しているのか
NHK:すいません、NHKの成澤です。冒頭、知事からもご発言がありましたが、緊急事態宣言について何点かお伺いさせてください。まず1点目なんですけれども、感染者数の増加というのが止まらない状況なんですけれども、現時点で知事としまして緊急事態宣言、都市封鎖が迫っていると考えていますでしょうか。安倍総理大臣は今日、参議院の本会議の中で、現時点ではぎりぎり持ちこたえている状況にあるが、必要な状況になればちゅうちょなく緊急事態宣言を行う考えだと述べています。知事は緊急事態宣言の必要性というのをどのように認識していますでしょうか。これ、1点目です。 小池:2点目もどうぞ。 NHK:いいですか。2点目なんですけれども、緊急事態宣言が出された場合に、外出の自粛とかを法律に基づいて要請できることになります。一部の施設の使用の制限も要請や指示できます。ただ、今すでに知事はいろいろな自粛というものを呼び掛けていまして、緊急事態宣言後の要請とか指示というのは、今の呼び掛けよりも効果があるものだというふうに知事は考えていらっしゃいますでしょうか。この2点をお願いします。 小池:まず1点目でありますけれども、緊急事態宣言ということについては、やはり国が乗り出していただくというのは1つ大きな皆さんへのメッセージになると思います。そして、ぎりぎりということですけれども、ぎりぎりがさらに続くと、ぎりぎりぎりになって、どこまでかという話になりますが、やはり数字なども見ながら、また状況などを見ながら、国としてもしっかりと乗り出していただくという、その構えはもうできておられるんじゃないかなと。また、国が経済対策を準備しておられるというのも、それと相まって、制度的な部分と、それから予算、それに対しての経済対策とセットでお出しになると、それは非常に東京都にとって大きなパワーになると、力になるというふうに思っております。それから2つ目が、何をするのか。うん? NHK:今、知事がいろいろ呼び掛けをされてますが、今の呼び掛けよりもやはり効果があるものになりますか。 小池:もう今お答えしたとおりです。