<ザ・トラベルナース>岡田将生“歩”の同僚・野呂佳代“福美”の恋の相手が病院でたらい回しに…見かねた中井貴一“静”が一喝
岡田将生が主演、中井貴一が共演するドラマ「ザ・トラベルナース」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第3話が10月31日(木)に放送される。 【写真】公園でおにぎりを食べる福美(野呂佳代)と三原(馬場徹) ■岡田将生&中井貴一が医療現場を改革するナースを演じる 本作は2022年10月期に放送された同名ドラマの第2シリーズ。「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズの生みの親である中園ミホが脚本を務め、看護師コンビが患者ファーストで医療現場を改革していくさまを描く医療ドラマ。 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩を岡田が演じる。そして、柔らか過ぎるほどの物腰だが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きスーパーナース・九鬼静を中井が演じる。 卓越したスキルと熱き哲学を持った“最強曲者ナース・コンビ”歩と静が、第2シリーズで雇われるのは、地域医療の中核を長年担ってきた基幹病院「西東京総合病院」。同院では前院長の汚職発覚を受け、「正しい医療、正しい働き方」を掲げるクリーンな若きカリスマ新院長が、働き方改革を中心とした組織変革に着手。タスクシェアや勤務管理の徹底、医療の見える化を次々と推し進めていく。その事が“患者ファースト”とは言えない状況を生み出し、歩と静はこのカリスマ新院長に新たな闘いを挑んでいく。 カリスマ新院長・薬師丸卓を山崎育三郎、看護部長を務めるベテラン看護師・愛川塔子に寺島しのぶが扮(ふん)するほか、同病院の医師としてマキタスポーツ、 渡辺大知、松本大輝が登場。さらに、ナース役で森田望智、野呂佳代、キム・ヒョンユル (Hi-Fi Un!corn)、安達祐実が出演する。 ■第3話あらすじ 第3話は―― 西東京総合病院で働く看護師・森口福美(野呂佳代)は、マッチングアプリで出会った男性と初デートすることになるも、相手が一向に現れず落胆する。 同日、西東京総合病院には虫垂炎の患者・三原裕樹(馬場徹)が搬送されてくる。翌朝に容態が急変するも、消化器外科医・大貫太(マキタスポーツ)が緊急切除手術を行い、無事に回復の兆しを見せる。一方、三原の顔をじっくり見た福美は息をのむ。彼こそ、前日にデートの約束をしていた相手だったのだ。 くしくも“看護師と患者”として、三原と交流を深めることになった福美。彼女はプロとして懸命に看護するかたわら、日に日に恋心を募らせていく。 そんな中、退院を翌日に控えた三原が突如、腹痛を訴えた。だが、外科で検査をしても異常は認められない。歩(岡田将生)は念のため他の科にも検査を要請。ところが、他科とのタスクシェアを拒む医師らによって、たらい回しにされた挙句、肝心な腹痛の原因はつかめないまま。 そこへ畳み掛けるように、三原が右腕のまひを訴えはじめた。相次ぐ謎の症状。歩と静(中井貴一)はこれまでの経緯を考慮し、ある可能性を疑う。 ――という物語が描かれる。 ■「俺の診断言うて、ちゃんと見たんか、おんどりゃ!」 公式サイトなどで見ることができる予告動画では、“痛みが移動する患者の秘密!?”と不穏なテロップが躍る。「搬送されたときにオペするべきだったんじゃないですか?」という声に「ナースが診断するな!」と怒号が重なり、第3話も病院内には、ピリピリバチバチした空気が流れている。 そんな中、福美と三原が公園でおにぎりを食べる映像も。恋のムードと思いきや、シーンが切り替わり、倒れた人を心臓マッサージする福美、どこかに電話をかける歩…とこちらも不穏な空気が流れる。 終盤では「俺の診断に口を出さないでくれ」と言う外科医・大貫を、静が「俺の診断言うて、ちゃんと見たんか、おんどりゃ!」と広島弁で一喝するシーンも。 これまでも「コンプライアンスを言い訳に患者を追い返すナースはガチグソナースじゃ!」「患者さんの為になる事は、全てナースの仕事です」と名せりふと共に、真の患者ファーストを貫いてきた静。今回も患者のために立ち上がる。