部下に業務指示の際「一番暇だから」発言 京都府警の警視らパワハラで処分
京都府警は28日までに、部下にパワーハラスメントをしたとして、警務部警務課に所属していた40代男性警視と、下京署に所属していた30代男性警部補をそれぞれ所属長訓戒の内部処分にした。処分はいずれも14日付。 【写真】パワハラで更迭の京都府警本部長が謝罪 府警によると、警視は7月、部下の警察官に業務を指示した際、「一番暇だから」と発言し、この警察官が業務システムを使用した際も権限がなくエラーになると「システムも失格と言っている」などと能力を否定したという。 警部補は昨年春から約1年間、職場で複数の部下に対し、肩を殴ったり脚を蹴ったりする行為を繰り返したという。けがはなかった。府警監察官室は「ハラスメント防止の教養を徹底する」としている。