パリ五輪バレー男子代表に石川祐希、高橋藍ら12人 リベロは山本智大
日本バレーボール協会は24日、パリ五輪男子代表選手12人を発表し、主将の石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)の両アタッカーやセッター関田誠大(ジェイテクト)らが順当に選出された。リベロは山本智大(大阪ブルテオン)が選ばれた。 オンラインで会見したフィリップ・ブラン監督は「われわれは歴史をつくる。メダルを取るため、ゴールに向かって突き進む」と宣言。山本と小川智大(ジェイテクト)が高いレベルで争ったリベロの選考に関しては「日本には世界一のリベロが2人いる。2人の差はとても小さい。感情的に厳しいものがあった」と胸の内を明かした。 昨年の五輪予選を突破し、2008年北京五輪以来の自力出場を決めた日本は、開催国枠で出場して8強入りした21年東京五輪に続く2大会連続の出場。今季のネーションズリーグでは、主要国際大会46年ぶりの表彰台となる3位に入った昨季に続いて決勝大会出場を決めている。24日付の世界ランキングは2位で、パリでは優勝した1972年ミュンヘン五輪以来のメダル獲得を目指す。 五輪代表は次の通り。 西田有志、大塚達宣、山内晶大、山本智大(以上大阪ブルテオン)小野寺太志、高橋藍(以上サントリー)深津旭弘(東京GB)宮浦健人、関田誠大、高橋健太郎(以上ジェイテクト)石川祐希(ペルージャ)甲斐優斗(専大)