自民党総裁選は終盤に 上川氏はニューヨークで中国の王毅外相との日中外相会談へ
自民党総裁選は終盤戦に突入しています。上川外務大臣はこの週末、最初で最後の地元入り。会場では「静岡から総理を」の声も聞かれました。 静岡選出・上川陽子外務大臣の姿は午前、羽田空港にありました。 外務大臣 上川陽子氏(71) 「私はこの後、ニューヨークの国連総会会合に出席するため出発いたします。この機会に、中国の王毅外相との日中外相会談を行う予定でございます。中国側に対してはしっかりとした事実関係の説明及び日本人、とりわけ子どもたちの安全確保につきましては強く求めてまいります」 上川氏は中国で起きた日本人男子児童刺殺事件をめぐり、 中国の王毅外相と面会することを明らかにしました。 Q総裁選中の外遊は異例かと思いますが、改めて出席を決意された理由は 外務大臣 上川陽子氏(71) 「やはり外交に空白はあってはならないという強い思いです。日本外交としてこれまで取り組んできた様々な課題、全てここに集約させて、私としては成果を上げてまいりたいと思っております」
久須美舞記者 「これから静岡市内のホテルを上川陽子さんが訪れます。会場には250席が用意され、続々と支援者らが集まってきています」 上川氏が姿を見せると、250席がほぼ満席となった会場からは大きな拍手が…。 21日静岡市で開かれた、上川氏を囲む「女性の集い」です。 外務大臣 上川陽子氏(71) 「私が立候補しないでは、一番初めから応援していただいた皆さんの声に応えることができないのではないかと、こういう思いで今度の総裁選に立候補を決断した(拍手)皆さんとともに、新しい日本の景色、創ってまいりましょう。創りませんか?どうぞよろしくお願いを申し上げまして、私の最後の地元での訴えに代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。」
女性の集いを終えると、慌ただしく外に出てきた上川氏。 ホテルに横付けされた車に乗り込みました。 外務大臣 上川陽子氏(71) 「上川陽子です。どうそよろしくお願いいたします。ありがとうございます」 わずかでも静岡にいる時間を生かそうと、およそ10分間、宣伝カーの助手席から地元・静岡の人たちに支持を呼びかけました。