ヒュルケンベルグ「終盤にフレッシュなタイヤのガスリーとアロンソが迫り、抵抗できなかった」:ハース F1第15戦決勝
2024年F1第15戦オランダGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは11位、ケビン・マグヌッセンは18位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第15戦オランダGP アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)によるポジション争い ■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム) 決勝=11位(71周/72周) 12番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード こうしてレースを終えた段階では、少々落胆している。とても厳しい週末になるかと思われたが、有意義なふたつのセッションを通じて、何とか状況を変えることができた。 レースの終盤までは、好成績を期待できそうな感じだった。どうやら戦略面で失敗したか、あるいはピットストップのタイミングがアグレッシブすぎたようだけど、ガレージに戻ってしっかり分析をしないと本当のところはわからない。終盤にはピエール(・ガスリー)とフェルナンド(・アロンソ)が、こちらよりずっとフレッシュなタイヤで迫ってきて、抵抗することができなかった。1点か2点は獲れる可能性があっただけに残念だ。 とはいえ、全体としてみれば、厳しい週末の幕開けから、いいリカバリーができたと思う。 ■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム) 決勝=18位(71周/72周) ピットレーン/タイヤ:ハード→ミディアム ピットレーンからのスタートで、難しいレースになるだろうと予想していたし、実際にそうなった。まだ他のドライバーのラップタイムを見ていないけど、僕としてはペースはまずまずだったように思う。バトルをしている時も、悪くない感じだった。1周目か2周目にコースオフを喫して、そこでひとつポジションを失い、最初のピットストップの後はトラフィックにつかまっていた。本当にペースは悪くなかったと思うよ。 結果という意味での収穫はなかったものの、まあまあいい感じだった。素晴らしくはないが、ヒドくもないというところかな。これから先、ミディアムダウンフォースのレースでは、いい戦いができるんじゃないかと思っている。 [オートスポーツweb 2024年08月27日]