「煽る蓮舫vs.無視する小池百合子」都民不在で盛り上がる都知事選の二人をSNS住民が拒絶する理由!
思春期女子
そして、なかなか出馬表明しない小池氏にイラつく蓮舫氏。都知事選の公約については「決まっているけど言わない」と思春期の女子みたいなことを言っておられます。 いわく、公約を「先出しして、同じ内容を出されたら辛い」そうで、ご本人は気付いていないようですが凄いこと言っちゃっていますね。つまりは、ワタシは相手の公約を見て自分の公約を変えます、と。 公約って、まず課題があって、それに対する改善のアプローチを示すものなんですが、都民の為にあるべき公約を、小池氏より優位に立つ為のツールとして柔軟に変化させますという宣言。選挙が始まる前から有権者不在ってなかなか珍しいんですが、たぶん、そういうとこです。 またSNS界隈では、議員の期末手当(6月1日に在籍していると満額支給されるボーナス)を受け取るか否に注目が集まっています。別に受け取っちゃダメ、という話ではなく、彼女はこれまで、政敵が「辞職が決まっているのに、辞めるタイミングで貰えちゃうボーナス」を受け取る度、もれなく痛烈に批判してきた過去があるので、自分は満額受け取るのか、つまり言動不一致が起きるのか否か、みなワクワクしながら眺めている状況ですね。 正直こんなの些末な話だし、堂々と受け取れば良い。でも実は5月中に辞めてもボーナスはちょっと減るだけだったので、本筋ではない批判を避ける意味でも、早めに辞職しちゃえば「ブーメラン」「ブーメラン」と西城秀樹バリにいじられずに済んだのに、とは思いました。たぶん、そういうとこです。
選挙に行こう!
さて今回の都知事選、このお二人を含め強烈なメンツしか揃っていない。都民として頭を抱えざるを得ないんですが、でも、だからと言って「選挙に行かない」なんて論外ですからね。 よく「投票しても何も変わらない」と仰るイイ年した大人がいますが、それ、変わらないんじゃなくて、あなた投票行動に賛同する人の数が少ないだけです。「投票しても変わらない」なんてのは、ロシアにでも行って叫んで下さい。 選挙とは「誰にも邪魔されず投票できる幸せ」を嚙み締める大切な日でもあります。たとえ候補がどんな顔ぶれだろうと、ホントにどんな顔ぶれだろうと、それだけは揺るぎません。 期日前投票もあります、皆さん行きましょうね。 Text:小木曽健(国際大学GLOCOM客員研究員) ※本記事のタイトルはFORZA STYLE編集部によるものです。
小木曽 健