日本各地の個性派「たこ」がずらり 青森の武者風や山口のフグモチーフなど多彩「見応えある」
日本各地の特色あるたこを集めた展示会が、京都府福知山市の市児童科学館で開かれている。独特の絵柄や色彩豊かなたこが会場を彩り、伝統文化を感じることができるとともに迎春ムードを高めている。 市内在住で、たこの収集家芦田美代子さんが寄贈したのを機に、2011年から正月の時期に合わせて毎年実施している。今回は21都道府県の42種計113点を紹介している。 えとを描いた高知県のたこや、武者風の青森県の「津軽凧(たこ)」、立体的にチョウやハチをかたどった愛知県のたこなどが並ぶ。山口県下関市のたこはフグがモチーフ。地元では、福に通じるとの思いから「ふく凧」と呼び験担ぎを込めている。孫と訪れた人は「知らないたこがたくさんあり見応えがあった」と話した。 19日まで。午前9時~午後5時。要入館料。水曜は休み。