占星術の視点では「才能がない人はいない」。自分が持つすごい才能に今すぐ気づいて!【星読みyuji】
「今の仕事にやりがいがない」「もっと向いている仕事がある気がする」「でもやりたいことがわからない」……グルグル巡るそんな思考に立ち止まってしまう人へ。適職診断とも性格診断とも違う、“星”の視点を取り入れて、前に進むきっかけにしてみませんか? 『星読みで才能を見つける本 自分の知らない自分に出会える』(講談社刊)では、鑑定人数1万人以上、SNS総フォロワー数約9万人の人気占星術士yujiさんが、人が生まれ持つ才能のすべてを星の見地から解き明かします。いわゆる12星座占いにとどまらないパーソナルな分析で、自分では気づけなかった眠れる才能まで掘り起こせるのがこの本の強み。今回は、yujiさんが断言する「才能がない人はいない」理由を、本書から抜粋してお届けします。
才能がないという便利な噓
20年以上、鑑定の現場にて多くの人に接していて思うのは、「才能がない人なんていない」ということ。自分には才能がないと思っている人も、自分は何も得意なことがなくてダメだと感じている人も、例外なく全ての人が才能を持っています。 とはいえ、才能が発露しやすい環境で育ったとか、人との出会いによって才能を引き出されたなど、自責とは関係のないところでの才能発露の具合には差があるはずです。そして、社会の評価基準に照らし合わせた場合にメリットが大きそうな才能や、就職や受験などの場において有利に働きそうなカードというのも実際に存在しますので、そういったものを比べてしまうと「私なんて何もない……」と引っ込み思案になったり、自信をなくしがちになったりするという、その気持ちも十分に理解できます。 そして自称〝才能がない人たち〞はきっと、こうも思っているはずです。 「世の中、不公平だ」とか、「この世界は不条理だ」とか。 前述したように環境や才能の種類には違いがあることから、この論は部分的には正しいようにも思えます。ただ、先に謝っておきますが、星の世界のセオリーはこの手の物言いをことごとく打ち砕きます。なぜなら、星の世界の教えによると、全ての人はある点において完全に平等に、才能やスペックを持たされて生まれてくるからです。