空港近くで250キロ爆弾の不発弾2発を処理 太平洋戦争で英国軍が投下か 宮古空港
宮古島の空港近くで見つかった英国製250キロ爆弾の不発弾の処理作業が29日、行われました。 【写真を見る】空港近くで250キロ爆弾の不発弾2発を処理 太平洋戦争で英国軍が投下か 宮古空港 250キロ爆弾の不発弾2発は、10月に宮古空港の東側の畑で磁気探査中に見つかった物で、太平洋戦争当時に米軍と共同作戦を展開していた英国軍が投下した爆弾とみられています。 処理作業は29日午後9時から、半径およそ280メートル以内を避難対象区域として、立ち入りを規制して行われました。対象区域内に住宅などはありませんでした。 不発弾は、陸上自衛隊の不発弾処理部隊によって処理壕とよばれる深さ6メートルの穴に移されたあと、手作業で信管を取り外す方法で処理されました。 宮古島市役所に設置された対策本部では、現場の様子がモニターに映し出され、市や県の関係者が見守る中、処理作業は午後10時半に無事終了しました。 宮古空港周辺では以前にも多数の不発弾が見つかっていて、県と宮古島市では今後も地中の不発弾探査を続けていく方針です。
琉球放送