乗用車に4人はねられ死傷の交通事故 運転の女立ちあいで現場検証 鹿児島市
鹿児島市で今月11日、乗用車に4人がはねられ1人が死亡、1人が意識不明となっている事故で、30日、事故を起こした女が立ちあい、現場検証が行われました。 過失運転致死傷の疑いで逮捕・送検されたのは、鹿児島市下荒田4丁目のクリーニング業の女(84)です。 警察によりますと、女は今月11日、鹿児島市下荒田1丁目の交差点を乗用車で右折する際、横断歩道の2人をはねた後歩道に乗り上げ、さらに夫婦2人をはねた疑いがもたれています。 歩道ではねられた姶良市の今西和隆さん(37)が死亡し、32歳の妻が大けが、横断歩道ではねられた鹿児島市の48歳の女性が意識不明の重体です。 女は警察の調べに対し、「ブレーキペダルを踏むつもりが、誤ってアクセルペダルを踏んでしまった」と容疑を認めているということです。女は警察に逮捕されましたがその後、検察が釈放し、現在、任意で捜査しています。 30日の現場検証では女も立ちあい、アクセルとブレーキを踏み間違えた位置などを確認したということで、警察は今後、現場検証の結果をもとに調べを進める方針です。
南日本放送