50歳ボブ・サップ、ボディビル3位の彫刻ボディに「満足はしていない、チャンピオンになる!」
4月7日(日・現地時間)韓国・光明市で開催されたボディビル大会にボブ・サップ(50=米国)が出場。初出場ながらスーパーヘビー級で3位に入賞。サップは今回のボディビル挑戦で3位の快挙も「満足はしていない、チャンピオンになる!」と力強く語った。 【フォト&動画】ボブ・サップのバッキバキ”彫刻”ボディ!ポージングも サップが出場した『ワールド・モンスター・ジム9』は、ボディビル界の最高峰とも言われるミスター・オリンピアや、IFBBプロの資格を得られる大会への出場権が得られる由緒ある大会。 サップはこの大会へ向け、韓国のトップフィジーカーに師事し昨年11月から約5ヶ月の準備に集中した。ステージでは衰えぬビーストなバルクに、体脂肪の少ないキレキレのラインがくっきり。ポージングすると会場からは大歓声が。結果はスーパーヘビー級で3位入賞と素晴らしい成績を残した。 サップは大会後のインタビューで現在の心境を尋ねられると「ファンタスティックだ。ボディビルに挑戦するのは昔からの夢だったんだ。50歳でもこの夢の舞台に立てる。コーチのお陰で夢が実現したので感謝したい」。 サップがボディビル挑戦を宣言した昨年11月にサップと会談したことがあるインタビュアーが「正直、口だけと思っていた。でもあなたはやった、尊敬します」と称賛すると、サップは「私こそ今回の経験を通してボディビルダーに対し今まで以上の尊敬の気持ちを持った。大会に向けての準備は過酷で、厳しい食事管理やステージに上がる直前も身体をパンプアップさせ、ステージ上では素早くポージングを決めないといけない。私はまだ課題があるが、さらに成長して戻ってくる」と語った。 最後に「これが最初で最後のチャレンジか?」と尋ねられると、サップは「ノー」と即答。「ビーストは戻ってくる。3位の結果に満足はしていない。絶対にチャンピオンになる!」と力強く語り、お得意の“ビーストスマイル”で取材を締めた。 SNSやインタビュー動画のコメントには 「その骨格と遺伝子は反則だ」「いきなり3位は尊敬する」「オリンピア優勝でするんじゃないか」と賞賛の声が並んだ。 優勝を目指すサップの次なる挑戦に期待したい。