堅守際立つアーセナル、次節は“怪物”封じなるか…ジョルジーニョが意欲「続ける必要がある」
アーセナルに所属するイタリア代表MFジョルジーニョが、次節マンチェスター・シティ戦への意気込みを語った。16日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。 21年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルはここまでの4試合を3勝1分で終え、4連勝中のマンチェスター・シティに次ぐ2位につけている。前々節は1点リードで迎えた後半立ち上がりに数的不利となるも、ブライトンの反撃を最少失点に抑え勝ち点「1」を獲得。さらにマルティン・ウーデゴーア、デクラン・ライスという主軸を欠いた状態で迎えた前節は、トッテナムに主導権を握られながらも粘り強さを見せ、1-0の完封勝利を収めた。 アーセナルはここまでの4試合でわずか1失点と堅守が際立っている。ウィリアン・サリバとガブリエウ・マガリャンイスのセンターバック(CB)コンビの安定感は抜群で、ベン・ホワイトとユリエン・ティンバーの両サイドバック(SB)も好パフォーマンスを披露。中盤や攻撃陣の守備意識も非常に高く、最後尾に構えるGKダビド・ラヤも要所のビッグセーブでチームを支えている。 そんなアーセナルはアタランタとのチャンピオンズリーグ(CL)初戦を挟み、週末のリーグ戦でマンチェスター・シティと対戦する。前人未到の5連覇を目指す“絶対王者”はここまでリーグ最多の11得点をマークしており、その攻撃力は破壊力抜群。なかでも、最前列に位置するアーリング・ハーランドは2試合連続ハットトリックを含めてすでに9ゴールを記録するなど、早くも得点量産体制に入っている。 トッテナム戦で今シーズン初出場を飾り勝利に貢献したジョルジーニョは、ハーランドの活躍について「アーリングがゴールを決めた時、笑いが込み上げてきたよ。僕たちはプレミアリーグが大好きだし、すべての試合を見ているので、彼のプレーにも注目しているよ」と言及。その上で敵地『エティハド・スタジアム』で行われる大一番に向けた意気込みを次のように示した。 「自分たちのことに集中する必要があるし、それこそが僕たちがやろうとしていることだ。チームは一緒に働き、共にプロセスを進め、お互いについてより多くを学んでいる。全員が向上したいと思っているし、チームにとっての最善を望んでいるので、より良くなっていくだけだ。自分たちがやっていることを信じ続け、このやり方を続ける必要がある。僕たちは正しい道を進んでいると思う。大きなことを成し遂げたければ、すべての試合に勝つという精神を持たなければならない」 なお、ハーランドはマンチェスター・シティでの通算ゴール数が「99」に到達。アーセナル戦では開幕5戦目にしての二桁ゴールに加え、クラブ通算100ゴール達成がかかっている。注目の大一番は日本時間23日の0時30分にキックオフ予定だ。
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