「パルマに残ってくれ」マンU&バイエルンら“争奪戦予想”の鈴木彩艶に英アナリストが見解「トップGKになるだろうから、焦る必要はない」
現地1月5日に行なわれたセリエA第19節で、パルマは敵地でトリノと対戦し、0-0で引き分けた。この一戦に先発した鈴木彩艶は、好セーブを披露するなど無失点に貢献。試合後には、今季加入後初となるプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。 【動画】パルマGK鈴木彩艶、トリノ戦でスーパセーブ連発! そんな鈴木に、多くのビッグクラブが関心を示しているようだ。複数メディアによれば、浦和レッズ在籍時からオファーを出していたとされるマンチェスター・ユナイテッドが依然として動向を注視しているという。 さらに、ドイツ大手紙『Bild』も「バイエルン・ミュンヘンが、38歳のノイアーの後釜としてリストアップ」と報道。世界的な守護神の後任に日本代表GKの名前が挙がっているようだ。 様々な噂が錯綜するなかで、英メディア『TEAMtalk』などでアナリストを務めるベン・マッティンソン氏が自身の公式Xで「ザイオン・スズキは静かに弱点を克服し、一貫性を示している」と同選手の現状を振り返り、次のように言及している。 「パルマに残ってくれ。大きな動きをするにはまだ早すぎる。彼の判断力は、まだ少し不安定なところがある。でも、きっとビッグクラブのトップGKになるだろうから、焦る必要はない。まだ22歳だし、忍耐がカギだ」 浦和時代の鈴木は西川周作の存在もあり、ベンチを温める期間が多かった。そのためにプロの舞台で正守護神として出場を続けたのは、昨季のベルギーリーグが初めてだ。 GKという特殊なポジションでさらなるレベルアップを望むなら、ピッチに立って経験を積んでいるパルマで課題を克服していくことも選択肢の1つかもしれない。鈴木の選択が注目されるところだ。 構成●THE DIGEST編集部
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