「細い」「ガリガリ」と言われ続けて筋トレ開始 絞り込まれた身体でボディコンテスト優勝に輝く
「現在インストラクターをしていますが、昔は筋トレを趣味程度でしかしておらず、周りの人から『細い』『ガリガリ』と言われ続けてきたのがきっかけで本格的に筋トレを始めました」 【写真】片岡健太さんの6パック腹筋 8月25日(日)に宇治文化センターで開催された『サマースタイルアワード京都予選&ROOKIE CHALLENGE CUP京都予選』にて、初出場ながらも、ルーキースタイリッシュガイ2位、スタイリッシュガイミドル1位になった片岡健太(かたおか・けんた/30)さん。
「周りから言われた『細い』『ガリガリ』という言葉がきっかけで始めた筋トレですが、なにか明確な目標があればもっと頑張れると思ってコンテストに挑戦しました」 今回のコンテストでは、絞れた身体が目を引いた片岡さんだったが、食欲のコントロールや日常生活が大変なこともあったようだ。 「インストラクターなので運動量が多くて、減量末期のときは食欲をコントロールするのが大変でした。それでも人と接するときは笑顔を保ったり、思考が鈍らないように心がけて、やっとやっとの生活を送っていました」 「食欲は炭酸水をたくさん飲んで満たし、仕事では身体の疲労や、倦怠感を悟られないでこそプロだと自分に言い聞かせていました。何より家族や職場のスタッフ、会員様、色々な方々の温かい言葉をいただいたり、サポートしてくれたり、僕に元気と笑顔をプレゼントしてくれたので辛い減量を乗り切ることができました」 サマースタイルアワード初出場ながら好成績を収めた片岡さんだが、目標はすでに定まっている。 「来年の春までバルクアップ、ポージング改善を徹底して、夏頃の大会に出場します。今回はスタイリッシュガイオーバーオール優勝は逃したので、来年こそは狙っていきたいです。そしてその先、スポーツモデルプロを目指していきます!」
【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁