【尼崎ボート 第34回グランドチャンピオン】佐藤翼 絶体絶命のピンチから一歩前進
<尼崎27日6R>尼崎ボートのSG「第34回グランドチャンピオン」はシリーズ2日目が終了。初日6、4着でいきなり崖っぷちに立たされた佐藤翼(35=埼玉)が起死回生の白星を挙げた。 4号艇で出走した2日目5R。4コースのカドから自力で攻めることはできなかったが、全速ターンを繰り出した篠崎元志の外から捲り差しで突き抜けた。 「ここも大敗したら終わってしまうので最低でも3着と思っていた。勝負がつながって良かった」 危機的状況を脱し、胸をなで下ろした。 ただ、2日目終了時点の得点率は26位タイ。準優勝戦進出に向け、まだ手を緩めることはできない。「中堅はあるけど楽しみを持てる舟足ではない。プロペラのパターンを思い切って変えてみる」。レース後も息をつくことなく、調整に向かった。 27日の3日目は6R3号艇。ここも上位争いを演じ、予選最終日の4日目に弾みをつけたい。