回転寿司なのに炎のパフォーマンス!?愛知県発祥の「魚魚丸」の人気の秘密とは テレビ初となる新メニュー開発の裏側も
フェリーで隠岐島へ!今回の視察でゲットした食材は?
続いて、一行はフェリーで約4時間かけて、隠岐島(おきのしま)の海士(あま)町へ。海士町の漁船に乗り、定置網の魚を見に行きます。川井さんによると「セリを見るだけでは駄目。価値のない魚があると、漁師さんは捨てたり、セリに出さなかったりする」とのこと。 まずは、町長の大江さんにあいさつし、海士町の魚でフェアをやりたいことを伝えます。大江町長も「魚もいいが、隠岐は海藻もおいしい。この時季からはアカモクがいい」とアピール。一行は、役場の人に案内され、もらった意見をヒントに食材を探します。 翌朝6時、海士町の漁労長・大久保さんの船に乗せてもらい、港から約10分の漁場へ。定置網漁は、海の中に網を仕掛けて、回遊する魚を誘い込みます。 仕掛けておいた網を徐々に引きあげていくと、イワシが大漁です!川井さんは包丁を手に新鮮なイワシをその場でさばき、漁師さんにもふるまいます。 この日は、2トン以上が取れましたが、大久保さんによると「イワシは今まで未利用魚として廃棄していた」とのこと。川井さんは「島なので、1日経ったものを境港に持っていく。どこでもイワシがあるので、境港に集まった時に1日経ったものは値段が安くなってしまう。それはもったいないので、イワシを鮮度のいい状態でもらう」と、買い付けました。現地で鮮度のいいうちに冷凍して輸送します。 旬のイサキ、シロイカなど、今回の視察でゲットした食材は合計12品!隠岐島のイワシは、炙りのにぎりで提供することになりました!
テレビ初公開!期間限定の新メニューができるまでに密着
視察から2週間後。新たなエンタメ寿司を開発すると聞きスタッフは本社へ。担当するのは、視察にも同行していた営業部の渡辺部長です。 新メニューのヒントは、漁の視察を終えた後に訪問した地元の回転寿司店「ヒトトセ」で食べた「ヒトトセ海鮮瓶」。瓶に入った具材を自分でかけて食べる丼のアイデアに「楽しく提供している」と心引かれました。 新メニューは、ベニズワイガニを使ったすり身をのり巻にし、その上にケーキなどで使う透明なムースフィルムをのせます。フィルムの中には、カニのすり身、海士町長オススメのアカモク、ウニ、イクラ。フィルムをはずすと、おいしそうな具材がこぼれ落ちます。お客さんが自分で完成させるというエンタメ要素を取り入れています。 試行錯誤を重ね、今回のフェアで出す新エンタメ寿司が完成。新メニューの名前は、太田さんに託されます。フィルムを外し、試食した太田さんは「豊かな味!色んな味が口の中で味わえる!」と絶賛。「海鮮ア・ラ・モード」と命名しました。 新メニューは6月23日(日)まで販売です。 CBCテレビ『デララバ』6月19日(水)放送
CBCテレビ