回転寿司なのに炎のパフォーマンス!?愛知県発祥の「魚魚丸」の人気の秘密とは テレビ初となる新メニュー開発の裏側も
炎が燃え上がる迫力満点な「わら焼きショー」!?人気の秘密はエンタメサービスにも
お客さんを目の前で楽しませるさまざまなエンタメサービスも魅力。「わら焼きショー」は、大火力でわら焼きしたカツオを、すぐさま寿司にして、お客さんへ提供します。その日仕入れた希少なネタをお客さん同士が競り合う「ととせり」、皿に鯛の絵柄があると寿司が無料になるサービスなども。 最も人気のイベントは、お客さんの目の前でさばいたばかりのまぐろを食べられる「まぐろの解体ショー」(開催は不定期)。魚魚丸の生本まぐろは、宮崎・高知・三重の3か所で養殖されているので、解体ショーのタイミングに合わせ、高品質のまぐろを仕入れることができるのだとか。
仕入れで狙うのはレアな魚!名古屋市内から車で5時間かけて鳥取県へ
旬の食材を使った期間限定の新メニューも人気。春は三重県産の牡蠣、夏には青森県産の活ホタテやうなぎの蒲焼一貫など、季節ごとの新メニューを次々と販売しています。 番組は、新メニュー開発までの裏側に完全密着しました。仕入れの責任者は、常務取締役の川井さん。これまで全国各地を100回以上も視察し、旬のものから希少なものまで、あらゆる魚を買い付けしてきたハンターです! 川井さんら5人は、北中一朗社長に見送られ、名古屋市内にある本社を夜の10時過ぎに車で出発。鳥取県の境港で朝5時から行われるセリに向かいました。仕入れだけでなく、現地の食事処、土産物店なども訪れ、水揚げされたものが地元でどう調理されているのかを見て回るのだとか。 今回の狙いは「地元でしか出回らないレアな魚」。午前5時、境港に到着した一行は、セリの前に、地元の仲卸人に案内され、どんな魚が水揚げされているのかを確認します。まずは、境港が日本一の水揚げを誇るベニズワイガニをチェック。境港の水揚げ量は1年間で約4600トンにもなるそうです。 川井さんは、ただ仕入れるだけでなく、現地での料理の仕方を質問。地元の味を愛知で提供したいとのこだわりです。ベニズワイガニの値段は、数年前の価格高騰が収まっていたこともあり、今回は地元と同じく味噌汁に入れる食材として買い付けました。 さらに川井さんが注目したのは「ミミイカ」。茹でても、生で食べてもおいしいとのこと。一行は、港の食堂でミミイカの煮付けと刺身を試食させてもらうことに。寿司ネタとしては、全店で出すには仕入れ量が足りないと判断。冷凍で量を確保して、今回のフェアにはミミイカの煮付けを採用です。